- 実存主義
- じつぞんしゅぎ【実存主義】〔哲〕〔(フランス) existentialisme〕人間の実存を中心的関心とする思想。 一九世紀中葉から後半にかけてのキルケゴール・ニーチェらをはじめ, ドイツのハイデッガー・ヤスパース, フランスのサルトル・マルセルらに代表される。 合理主義・実証主義による客観的ないし観念的人間把握, 近代の科学技術による人間の自己喪失などを批判し, 今世紀, 特に第二次大戦後, 文学・芸術を含む思想運動として盛り上がった。 実存哲学。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.